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肺がん 初期症状と検査方法

肺がんによる死亡者数は、1950年以降、男女とも増加の傾向をたどっています。

1993年には男性のがんの死亡原因の第一位になり、1998年には男女合わせたがんによる死亡原因の第一位になっています。

肺がんによる死亡者数増加の原因としては、まず高齢者の増加が挙げられます。

次いで、喫煙率が高いことが挙げられます。肺がん自体が一度かかってしまうと治りにくいがんですので、早期発見というより予防することが重要になってきます。

特にたばこを吸っている人は、たばこを止めることでかなりの予防効果になるでしょう。

1日に2箱以上吸う人の死亡率は、たばこを吸わない人に比べると約5倍高いという調査結果もあります。

ですが、たばこを吸わない人にも肺がんは発生し、全体の約3割を占めています。

男女比は、男性3に対し女性1です。

肺がんは、がん細胞のタイプによって、扁平上皮がん、小細胞がん、腺がん、大細胞がんに分けられます。

喫煙との関係が深いとされているのは扁平上皮がんで、肺の内部に発生しやすいがんです。

肺がんの症状としては、発生する部位や進行状況などによってさまざまですが、咳が出たり、血が痰に混ざったり、胸部の痛みなどがあります。

初期段階の場合や肺の部位によっては、自覚症状がほとんど無いこともあります。

肺がんの主な検査方法としては、まず胸部のX線検査を行います。さらに痰の細胞診検査を行います。

肺がんに用いられる腫瘍マーカーは、CEA、SCC、SLX、CYFRA-21などがあります。

また、肺を輪切りにして調べる断層X線を使ったヘリカルCT検査やMRIなどの画像診断もあります。

これらの検査を受け、肺がんの疑いがある場合は、気管支鏡検査で気管支の生検や粘膜の表面をこすりとって調べる擦過細胞診が行われます。

また、皮膚から肺に針を刺す生検で確定診断が行われます。

これらの診断が困難な場合は、全身麻酔などを施し、開胸して、がんの疑いのある部分の組織を採取して調べることで確定診断を行います。

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